前回クラッチの張り付きも解消し、前に進むようになったksr君。
翌日、自賠責にも入り、試運転へゴーゴー!🤩
のはずが…
スッカスカのリアブレーキ
エンジンも問題なくかかったし、さて行きますか。
スカッ…
!?
リアブレーキ………………死んでる………?w
確かに以前乗ってた時から、リアブレーキの効きはだいぶ悪かったけど、ここまでスカスカな感じはなかった…
でも今回は、かけらも効く感じなし。
嫌な予感w
とりあえずリアブレーキを踏みまくってみます。
うむ、変化なし!💖
キャリパー覗き込んでみると

あちゃー。めっちゃ隙間空いとるがな😶
ここ見ながらブレーキ踏んでもピストンが動いてる気配なし!
エア噛んでる&ピストン固着…
はぁ〜…O/Hかぁ
リアブレーキO/H
めんどくせぇ…
早速取りかかっていきます♡
必要な部品
といってもパッドはまだまだ使えそう。フルードもあるのでパッキンのみです。
純正部品はいつも通りウェビックで調達。

どうせなら後々フロントもやろうと思い、フロントの分のパッキンも注文。
(にしても、こんなゴムのリング4つごときに¥2600も…って思うのはワイだけ?)
ブレーキフルードは1年ほど前にgpz900rに使った
これが残っていたので、これを使用。
いっぺん開けた使いさしのフルードはあかんで!
って言う意見もあるんですが
見た感じキレイやし、大丈夫ちゃうん?ま、いけるかどうか実験も兼ねて入れちゃおっ🥰
ってことで使ってみることにします。
キャリパー取り外し

キャリパーの取り外しは赤丸⭕️のボルト2本ですが、その前に緑の丸◯のボルト3本を緩めておきましょう。
※ただし、1番上の緑楕円のバンジョーボルトは緩めすぎるとフルードが漏れてくるので注意です。
キャリパーが外れたら何か適当な受け皿の上でバンジョーボルトを外し、
ブレーキピストンプライヤーでピストンを引き抜いていきます。
こんなやつです☝️
そして外れたのがこんな感じです。
うむ。汚い。
パッキンの固着は思っていたほどではないですが、ピストンの底?に着いているネチョネチョした感じのこれ
どうやらフルードが腐ってたみたいです( ̄▽ ̄;)
さて、気を取り直して、パッキンも外していきます。
KSR110復活計画①でも紹介したピックツールでクリッと

こんな感じで外します。
各部洗浄
ピストンとパッキンを取り除いたら、キャリパーを洗っていきます。
パーツクリーナーでざっと汚れを落として、さらにウエス等で腐ったフルードを拭き取ります。
パッキンの溝は専用の工具
☝️こんなやつで、汚れを取るんですが、僕は持ってないので

ピックツールのセットに入ってた、先の尖ってないやつで優しく掃除しました。
全体的にキレイになったら、パッキンを入れていきましょう。
僕はパッキンにメタルラバーをヌリヌリして、ぬるっと入れちゃいます♡
続いてピストンも軽く磨きます。

メタルコンパウンドを使ってこんな感じに!
キレイになったら、またまたメタルラバーでヌルヌルにしてキャリパーにハメハメしていきます。
ゆっくり押し込むとヌプヌプっと入るこの感じ
ん〜非常に気持ち良い❤️
動きもすごく良くなりました。
フルード入れてエア抜き
キャリパーを組み終わったら、早速取り付けてフルードを入れていきます。
まずはリザーバータンクにフルードを入れます。
量は適当でいいですが、少ないとすぐに継ぎ足さないといけないので、アッパーラインよりちょい上ぐらいまで入れます。
続いてブリードプラグのキャップを外しメガネレンチを装着し、ホースを…
?
ホースどこ?
はい、やりました〜。前回フルード交換したのは1年ほど前。
ホース無くしてました(>_<)
ということで、ホースなしでやってみます。

で、こんな感じでやっていきますw
⒈ブレーキを手で軽く押す
↓
⒉ブリードプラグを少し開けて、素早く閉める
※ブレーキを踏みきる前に閉めればOK
↓
⒊ブレーキを離す
⒋1~3を3~4回行い、リザーバータンクにフルードを足す。
を数回していると、ブリードプラグから今回入れたキレイなフルードが出てきます。
さらにもう数回この工程を行い、完全に新しいフルードのみが出るようになったらOK!
ブリードプラグのキャップを閉めて、リザーバータンクに適正量のフルードを入れて、蓋も閉めて完成です。
しっかりとしたタッチの復活!
これでなんとか走れるようになりました。
フロントはいつやろかなぁ…
と思いつつ、ちゃんと効いてるから、またほったらかしにしそうw
つづく…
コメント